私達がジュネーヴにあるWHO本部前に立ち、医学の父であるヒポクラテスに名を借りた抗議活動“ヴィジー(見張番)”を始めてから五年半が経ちました。国際機関であるWHOが、放射能汚染による人体への健康被害についてウソと隠蔽ばかり繰り返してきた事実を、私達はこのような形で告発し続けてきています。26年の間、WHOはチェルノブイリ事故による犠牲者達を一切救おうとしてきませんでした。そして同じように今、福島の犠牲者達を見捨てようとしています。WHOだけでなく、このようなWHOの政策に対する共同責任者達に対しても抗議を行う必要性を私達は感じるようなりました。そこで2012年11月9日、パリの厚生省前でも“ヴィジー”(見張番)を開始することを決意したのです。各国厚生大臣はWHO参加国それぞれを代表する立場にあり、WHOによる放射線防護に関する政策や活動の選択に参加するからです。
“Independent WHO”スタッフはWHOに対して七つの要求を送りましたが、フランス厚生大臣女史がこれを実現させるために早急に始動してくれることを期待しています。WHOが放射能汚染から人類を保護すると言う本来の使命を果たすようになり、フランス及び/ 又はヨーロッパの単位で“放射能と健康被害”に関する独立した研究が実施されるようになるまで、私達は毎週金曜日午前9時から午後5時の間、非暴力かつ無言の抗議活動“ヴィジー(見張番)”を続けていくつもりです。
私達はまた世界中のWHO参加国の厚生省前で、同様の“ヴィジー”による抗議運動が実施されることになるよう望んでいます。
パリ厚生省前ヴィジーに参加してくださる方は、メールでの事前登録をお願い致 します:
contact@independentwho.org
もちろん見学者としてヴィジー達を応援してくださる方も歓迎です。
場所: Place Pierre Laroque (av. Duquesne とav. Ségur の角)
最寄り駅:メトロ8番線 Ecole Militaire または 13番線 St François Xavier